【2021年夏季】色彩検定3級の倒し方【自己採点95%】

日常
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【2021年夏季】色彩検定3級の倒し方【自己採点95%】

色彩検定公式HPはこちらから

色彩検定3級を受けてきました。
難易度はあまり高くない印象で、資格試験に慣れてる方であれば、問題なく短期間の勉強で合格できるのではないでしょうか。

色彩検定3級の倒し方

実際に試験を受けてみて、これだけは覚えておこうというポイントや、試験の攻略法をお伝えします。

必要な勉強時間

・毎日1時間×1ヶ月=30時間
・試験前日4時間
合計35時間程度です。
勉強していない日もあったので、実際はもう少し少なめかも。

勉強方法

スキマ時間に動画&音声で勉強

移動時間や休憩時間に動画や音声で勉強していました。
オススメの動画は以下です。

①00担任イノウエ様

シリーズになっています。
マイリストで動画リピートして勉強しましょう。
ほぼこの動画のみで勉強したと言ってもいいくらいお世話になりました。
本動画は公式テキストを元に解説されていますので、公式HPよりテキストを購入して勉強しましょう。
私は市販のテキストを買いましたが(笑)
こちらは後ほど紹介します。

②irodoriチャンネル様

試験当日の隙間時間に1.5倍速で流して復習していました。
細かい解説は省いて、記憶の確認に適しています。
勉強に使うのであれば、

分からない単語が出てきたら停止して調べる

という使い方が良いでしょう。

テキスト&問題集で勉強

テキストは公式のテキストがオススメです。

公式サイトはこちらから

理由は、このテキストを元に試験問題が作成されるからです。
もう少し細かく言いますと、他のテキストだと、色の表現が正確ではない可能性があるからです。
公式テキストの色を正として全てが決まりますので、確実に正しいテキストを使っておくのが一番確実ということですね。

ちなみに、液晶だとさらに色の正確さは難しくなります。
高いモニターやTVだと色が綺麗
同じ動画を流しても鮮やかさが全然違う
という経験をされたことがあると思います。
そのため、動画で勉強する時は特に、正確な色はテキストで別途確認するようにして下さい。

とはいえ、公式テキストじゃないと合格できないわけではありません。
私はこのテキストを買いました。

理由は、

飛び級で2級を受けようと思っていたからです。
結局テキストの内容を見て、暗記量にビビって断念しましたが。
流石に3級の知識も必要になるので、両方学べるテキストを買いました。
結構人気の本のようで、私が購入しようとした時は軒並み売り切れてました・・・。
仕方なくメルカリで購入しましたが、他の方も販売者の方とメッセージのやり取りをされていたりと、結構人気の本みたいです。

第2版が最新(2021年6月現在)なので注意して下さい。
ちなみに公式テキストも改定が出ましたので、中古購入される時は注意して下さい。

暗記しておく必須事項

試験開始直後に上の絵をメモ書きしてから問題を解き始めました。
暗記に自身の無い方は、同じ方法でまず基礎となる部分をメモ書きしましょう。
試験を受ける以上は、合格することを優先しましょう。

pccsの24色

正確には、メインとなる色と、名付けのルールを覚えておけばOKです。
順番に覚え方を解説します。

1.心理4原色を覚えよう。
赤(2:R)
黄(8:Y)
緑(12:G)
青(18:B)

の4種類です。

2.心理4原色の補色を覚えよう

心理4原色の番号に12を足したものです。
参考書ではよく全部覚えるような書き方をしていますが、私的には、

青紫(20:V)   ※黄(8:Y)の心理補色
赤紫(24:RP) ※緑(12:G)の心理補色
青緑(14:GB) ※赤(2:R)の心理補色
を覚えれば大丈夫です。
3.色相環の間を埋めよう
赤(2:R)と黄(8:Y)の中間に橙(5:O)
黄(8:Y)と緑(12:G)の中間に黄緑(10:YG)
緑(12:G)と青(18:B)の中間に青緑(15:BG)
4.複数ある色を覚えよう
PCCSでは、色相番号は違うが色名が同じ物が2種類あります。
青緑 → 14番及び15番
青  → 17番及び18番
この2種類は覚えましょう。
先に埋めていた色相番号からそれぞれ-1した方が同じ名前です。
5.「〇〇み」の色のルールを覚えよう

手順1~4で、写真の通り24色の内、半分くらいが埋まりました。
次は、間を埋めていきます。
赤、黄、緑、青、紫の5色を中心に、〇〇っぽい色を作ります。

例えば、3番であれば、赤(2:R)と黄(8:Y)の間になりますね。
赤か黄のどちらだと言われると、番号が近い方の赤になります。
「〇〇みの」の部分は、遠い方の黄になります。
つまり、
「黄みの赤」となります。

橙(5:O)の前後(4番と6番)は〇〇みの橙となります。
さらにその隣である3番は、先述した通り「黄みの赤」となります。
つまり、「〇〇みの」の部分には橙は入りません。

トーン

トーンの記号と位置、読み方を覚えましょう。
並び方が重要ポイントです。
ここも試験で何問も関わってくる部分です。

トーンの持つイメージも、なんとなくでいいので覚えておきましょう。
試験においては、選択肢を選べばいいので、何となくでOKです。

その他、抑えておくポイントです。

・一番右のV(ビビット)は純色の集まり。
・上の段は明清色。
・下の段は暗青色。

加法混色・減法混色の3原色

加法混色の3色or減法混色の3色
どちらかだけ覚えれば大丈夫です。
試験前に、何度か自分で図を書く練習をしましょう。
ぶっつけ本番だと、図の読み方が分からなくなる可能性もあるので、過去問を解いておくと、より良いです。

【少し休憩】他の資格試験と違う部分

私は過去に色々資格試験を受けてきたのですが、今回は少し違う空気感を感じた部分がありましたので、お話します。
直接試験に関係無い部分なので、読み飛ばして頂いて結構です。

問題・解答用紙の配り方

問題と解答用紙がパッキングされた状態で配られてきました。
初めての経験だったので、結構びっくりしました。
これはコロナ対策の意味なのか、色彩検定特有なのかわからないので、よろしければコメントで教えていただけると嬉しいです。
試験終了後、パッキングしていたビニールも持ち帰るように言われましたが、そこは回収してくれてもいいんじゃないかなーと思いましたが。

試験の注意事項

大体の資格試験は、試験の注意事項を読み上げる時間があります。
正直、試験を受ける側からしたら無駄な時間感が半端ないです。
説明の為に20分くらい早く入らないといけないとかよくありますのでね・・・。

「注意事項書いているので、読んどいてください」
は初めてでしたが、今後全ての資格試験に導入して欲しいです。

試験開始後にやるべきこと

記憶に自信が無いことをメモ書き

私の場合は、前述した
・24色相環
・トーン配置
・RGB

に加えて、
色の呼び方のメモをしました。

色の名前は、連想する色が分かる方には不要ですが、残念ながら私は結構疎い方でした。
花の名前がついている色が多数あるのですが、覚えきれず、テスト用と割り切って、
・青紫系は桔梗
・紫系は菖蒲
・赤紫系は牡丹
・それ以外は青系
と覚えました。
3級の試験であれば、これで何とかなります。

色の識別を最初に解く

色の識別は必ず最後の方に出るので、試験直前までテキストで色の識別を勉強します。
記憶が一番残っている試験開始直後に解いてしまうという技です。
問題を解く順番を変えるのは、他の試験でも役立ちますので、覚えておきましょう。

試験後の流れ

2021年6月試験解答速報

下記サイトで即日解答が出ています。
https://www.irodaigaku.jp/answer/color_ans3.html
※公式サイトの答えではありませんので、あくまで参考として下さい。

登録情報の変更が必要な場合

試験翌日以降に、色彩検定協会に電話をします。

03-5510-3737

終わりに

色彩検定は、合格だけを考えると難易度は高くありません。
Easyです。
但し、色を使いこなすとなると、日々の訓練が必要です。
より

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