オールシーズンタイヤに変えて困ったこと[メリットは多いが、デメリットも知って判断しましょう]

日常
この記事は約4分で読めます。

オールシーズンタイヤに変えるとき検討しておくべきこと

オールシーズンタイヤを検討されている方は、購入時にチェーンの選定も行うことをオススメします。

オールシーズンタイヤは、一般的なチェーンが、使えない可能性があります。

オールシーズンタイヤに変えて数年目の私が、先日判断に困ったことに合ったので共有します。

私は関西住なのですが、雪は年に一回薄っすら白くなる程度の積雪量の地域です。
元々は雪国出身のため、スタッドレスタイヤを購入していました。
今住んでいる地域に引っ越してからは、ずっとノーマルタイヤで過ごしていました。
その後、ノーマルタイヤの寿命が来ていたのと、パンクが発生したことをきっかけにタイヤの買い替えを行いました。
そのタイミングでオールシーズンタイヤの存在を知り、オールシーズンタイヤを購入したという流れです。
当時調べた情報としては、①多少の雪ならオールシーズンタイヤで走行できる
②スタッドレスタイヤに比べてタイヤの減りが軽減される
と言うメリット面が決め手になりました。

通常の生活においては、何も問題なく使用できていました。

ところが、先日、冬に車でディズニーランドに行く計画をしていました。

(結局コロナのこともあり中止になりしたが)
その時に、

高速道路で大雪のところがあったらどうしよう・・・

という不安が出てきました。
そこで、チェーンの購入検討を始めたわけです。

ここでオールシーズンタイヤの特性のデメリットが出てきました。
チェーンの選定は、
①タイヤのサイズ、扁平率など、タイヤの規格情報
②ノーマルタイヤかスタッドレスタイヤか(タイヤのサイズ情報)
の2点を見て選定します。

オールシーズンタイヤは、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの中間の特性を持ちます。
サイズも同様に中間の物になります。
その為、どちらのチェーンを選んでも、微妙にピッタリサイズとはなりません。

とはいえ、全てのオールシーズンタイヤがこの悩みを抱えるわけではありません。
チェーンも多少のサイズ幅が有りますので、カバーできる範囲であれば問題がないのです。
困るのは、チェーンの対応サイズが、丁度切り替わる場合です。
私のタイヤが丁度サイズの切り替わりになっており、ノーマルタイヤで選定すると小さく、スタッドレスタイヤで選定すると大きいという困った事態になりました。
チェーンの場合は「大は小を兼ねる」とはなりません。
チェーンの中でタイヤが空回りして、タイヤに多大なダメージを与えてしまう危険が起きるためです。

オートバックスの店員さんに聞いたところ、合うサイズの物もあったのですが、値段が倍に跳ね上がりました。
いざという時の備えは必要ですが、出費に見合わないと判断して、今回は見送りました。

チェーンの簡易版製品について

ちなみに、後でネットで調べたら、布カバーでチェーンと同等の効果を得られる製品がありました。
元々はヨーロッパの製品で、日本でもチェーン必須道路で使用可能とのことです。
値段はオートバックスで見た樹脂製チェーンの半額くらいでした。
備えとして購入するならこっちかなーと悩んでいるうちに旅行に行ける情勢じゃなくなってしまったため、結局購入しませんでしたが。

おまけ情報

You Tubeにて、タイヤ種別による雪道走行比較試験の動画があります。
JAFの公式チャンネルです。
ニ駆か四駆、チェーン付きなど様々な条件で比較しています。
オールシーズンタイヤも比較対象になっていますので、購入前に閲覧をオススメします。
気になる方は下記URLよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=eUt-gFHu1Mo&t=233s

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました